国際交流で高尾山 [日常]
高尾山に登った。
行楽シーズンに高尾山に登るのは初めてかもしれない。
電車の中は山ガールや山姥?が大勢いた。
高尾山でそのスタイルは必要ないんじゃ?
京王線高尾山口は人でいっぱいだ。
メインルートの1号路は数珠繋ぎの列になっている。
さて、我が友人のA木氏はどこにいるのだろう?
A木氏企画の国際交流イベント「高尾山クリーン・ハイキング」によばれたのだ。
高尾山をゴミを拾いながら登り、主に中国の留学生たちと交流を図る、という趣旨らしい。
あ、いたいた。結構な参加者じゃないか。
一行はやや登山っぽい6号路を登るようだ。
若干二日酔い気味の私は、留学生たちの後に続きゆっくり登る。
ゴミは・・・全く落ちてない。
A木氏曰く。
「何年かやってますけど、だんだんゴミは減ってるんですよね」
「じゃあ、このイベントの目的のひとつはなくなったってこと?」
「・・・」
各ルートが合流する頂上付近は渋滞だ。
これじゃあ、まるで初詣のようだ。
登頂・・・
ご覧の通りの状態であった。
それでも富士山はくっきり。
主催者(A木氏)の弁当の用意もなく、トボトボと下り。
途中で売っていた鮎の塩焼きとビールが美味かったこと。
国際交流?
あ、忘れた。
105円 [日常]
久しぶりのブログ更新だ。
ある日、渋谷のブック●フに立ち寄ったら、文庫の105円コーナーで志水辰夫の「あした蜉蝣の旅」の上巻を見つけた。 (状態もきれいだ)
単行本は家にあり、読み返そうかと思っていたのだが分厚いので持ち歩きたくはなかったのだ。 (最近あまり面白い本が無いので、時々旧作を読み返している)
早速105円を支払って購入。
後日下巻を探しにブック●フに出かけた。
105円コーナーには無かったのだが、普通の文庫本コーナーで見つけた。
400円!
105円の上巻と状態は変わらない。この値段差は何なのだ?
疑問を持ちつつキャッシャーへ。
「この前、これの上巻を105円で買ったんだけど、この値段の違いって何なの?」
思わず疑問を口にしていた。
「・・・」店員さん。
「105円のヤツもぜんぜんきれいだよ。見せようか?」
「いえ、105円で結構です」
「・・・」私。
商品をチェックしていた店員が言った。
「ここもちょっと破れてますし、105円で結構です」
カバーの背表紙の上端がちょっと破れてはいたが、それならそれで端から105円にしておけばいいものを。とは思ったが・・・
「あ、そう。105円でいいの?そんなつもりじゃなかったんだけど・・・」
私は105円を支払ってブック●フを後にした。
少し、うれしかった。
<300円差は何なのだ?>
映画 「ヒマラヤ 運命の山」 [映画]
超人ラインホルト・メスナーの伝記的映画である。
1970年、若きメスナーは弟ギュンターとともに、ヒマラヤのナンガ・パルバット(8125m)のルパール壁登攀隊に参加した。
しかし、下山途中でギュンターが雪崩に巻き込まれて遭難死してしまう。
隊長のヘルリヒコッファー博士は、ギュンターを遭難死させた責任はメスナーにあるとマスコミに発表する。
しかし、その真実は・・・
8000メートル峰14座制覇を果たした世界のトップクライマー・メスナーが、長年苦悩し続けた弟の死の真実を著わした「裸の山 ナンガ・パルバート」が原作だ。
幼い頃から登攀に情熱を燃やすメスナー。
弟ギュンターとの兄弟愛。
ヘルリヒコッファー博士との確執。
過酷な登攀。
そして、孤独な下山・・・
見応えがある映画だ。
メスナーはこの時、凍傷で足の指を7本失い、その後世界一と言われる登山家になっていく。
むむむ・・・私はやはり山男にはなれないかもしれない。
「密売人」 佐々木 譲 [BOOK]
北海道警察シリーズの第5弾だ。
北海道・釧路の漁港で男の死体があがった。
函館セントラル病院で男の飛び降り死体が発見された。
小樽の自然林で炎上した車の中の死体が見つかった。
札幌市内で小学校へ登校途中の少女が男に連れ去られた。
北海道警の佐伯、新宮、津久井、小島由里の四人は、過去の北海道警内部不正事件に関わった当事者だ。
その四人がそれぞれ事件を追う。
死んだ3人の男は、北海道警OBのエス(情報提供者)だったことがわかる。
そして、連れ去られた少女の父は佐伯のエスだったのだ。
何者かが道警のエスを消し始めたのだ。
佐伯たちは再び道警内部不正事件を調べ始める・・・
これまでの道警シリーズの主人公たちが総出演だ。
これでシリーズは終りですかね。
佐々木譲の警察物としては、まあまあだね。
どうも最近、これはという小説に当たらないなぁ・・・
しょうがない、自分で書くか?
「雪男は向こうからやって来た」 角幡 唯介 [BOOK]
「空白の5マイル」で第8回開高賞、第42回大宅賞W受賞した角幡唯介の受賞後第1作だ。
とはいえ、「空白の5マイル」で2回目のチベットへ行く前の話なのだ。
朝日新聞社を辞め、チベット冒険を再開しようとしていた角幡に、ヒマラヤに山男を捜しに行かないかという話が舞い込む。
ヒマラヤに山男を探しに行って遭難死した冒険家の鈴木紀夫に興味を持っていた角幡は、この話を受けることにする。
※鈴木紀夫はルバング島であの小野田少尉を発見して一躍有名になった青年ですね。
角幡は元登山家の高橋好輝隊長率いるイエティ・プロジェクト・ジャパンとともにヒマラヤの奥地に向かった。
一行が向かったのは、既に登山家からは見向きもされなくなったダウラギリⅣ峰だ。
多くの雪男目撃情報は、この地域に集中していたのだ。
鈴木紀夫もここで雪崩に合って遭難し、登山家の芳野満彦や田部井淳子、今井通子も雪男を目撃したらしい。
さて、一行は雪男を発見できるのだろうか?
しかし、本気で雪男を探している人たちがこんなにいたなんて驚きだ。
しかも、何の見返りもなく、遭難するかもしれない辺境で苦労して・・・
あ、それが冒険家なんですね。
私はとても冒険家にはなれないなぁ・・・(あ、山男も無理かもね)
★★
「ジェノサイド」 高野 和明 [BOOK]
K川書店グループのG藤君に借りた。売れているらしい。
薬学部の大学院生・古賀研人の父誠治が急死した。
研人はウイルス研究者で大学教授だった父とはあまりうまくいっていなかった。
死んだ父から研人にメールが届いた。
自分の研究を引き継いで、新薬を開発してくれというものだった。
戸惑う研人・・・
民間軍事会社の傭兵イエーガーは、難病の息子ジャスティンの治療代を稼ぐために危険が孕む任務を引き受け、同じ傭兵のマイヤーズ、ミック、ギャレットとともに内戦状態ののコンゴへ向かった。
アメリカ政府から依頼されたその任務とは、人類の存亡に関わる新種のウィルスに感染したゴンゴのピグミー族と、彼らを保護しているイギリス人教授のピアースを抹殺しろというものだった。
一方、研人は父の残した隠れ家にある研究室を見つけ、研究を続けようか迷っていたのだが、何者かに狙われるようになる・・・
息子のためにピグミー族を抹殺しに向かったイエーガー。
父の遺言で国際的陰謀に巻き込まれていく大学院生の研人。
ミッションの最終決断をするアメリカ大統領バーンズ。
壮大な“科学空想冒険サスペンス小説”である。
読み応えはあり面白いのだが、医学や遺伝学、さらにはウイルス学といった専門用語による説明が多いのには閉口した。
ネタバレだが、進化した人類が現代に生まれ、現人類がやがては彼等に支配されていく危機・・・という設定は(可能性としてはあるのだろうが)SF的過ぎると思ったのだが、これが結構リアリティがあるのだ。
ひょっとして、周りに進化した新人類がもう居るかも・・・
新人類は異様に前頭葉が発達しているらしい。
私の周りに、頭の小さい人は居るけど・・・
★★★☆
燕岳・単独行 (最終回) [山男への道]
小雨、ガスの中、燕岳頂上アタックを開始した。
燕山荘から頂上まで約1Km。30分の行程だ。
サクサクと花崗岩の砂利道を順調に進む。
寝不足の割には快調だ。
団体客たちは大天井岳-常念岳の縦走に向かったのか、あまり人に出会わない。
花崗岩に囲まれた登山道を進み、何の苦労もなく頂上へ到達。
<2763m!>
な~んだ。周りも見えないし達成感もあまりない。花崗岩はちょっと感動だけど・・・
ま、とりあえず頂上で一服。
燕山荘に戻って少し休憩。

<燕山荘もガスで煙っている>
下りのコースタイムは2時間半~約3時間。
うまくいけば昼位には中房温泉に着けるだろう。
ところが・・・である。
雨の中の下りだったが、合戦小屋までは順調だった。
しかし、滑りそうな箇所も多くあり、足にかなりの負担がかかっていたようだ。
次第に膝が笑うようになって来た。
足に力が入らない。踏ん張りが利かず、何度か滑落しそうになる。
雨の中を登ってくる人も少ない。
急登だったのだから、帰りは急下降だ。ガレ場を雨が勢いよく流れる。
フードを雨が叩く。膝に力が入らない。足も痛くなりヨロヨロ状態だ。
人もいない・・・遭難か?
凍傷で足先や手指を失いながらも登山を続けているクライマーたちの話を、あれだけ読んで着た私だ。これしきでへこたれてはいけない。
13:30。なんて考えながらヘロヘロで中房温泉着いた。
そういえば、一昨年の富士山でも下りが大変だったっけ。
下りの克服方法を研究しなければ・・・
温泉に入り、生ビールを飲んで、どうにか回復。
失意の中、特急あずさで帰途に着いた。
私の“山男への道”は、まだまだ遠いようだ。
※こういう状態だったので、下りの写真はありません。
<了>
燕岳・単独行 ⑤ [山男への道]
寝袋風の布団に入って寝ていたら、寝汗をグッショリかいていた。
布団から出ると異常に寒い。
風邪を引いたか。
明日はたぶん雨の下りだ。大丈夫か?
プロトレックをみるとまだ11時半。
下の段のオヤジのだみ声で目が覚める。
まだ4時じゃないか!
雨の音も大きい。
ご来光は無理だ。
布団の中でグズグズしていると、6時の朝食が迫ってきた。
・・・山小屋はあまり面白くないなぁ。今度はテントにするか。
質素な朝食をさくっと終え、外に出てみると雨とガスで何も見えない。
今日は燕岳の山頂に登り、後は下るだけなので、部屋の戻って休憩することにした。
だみ声オヤジはまだしゃべっている。
うるさいので、もう一度食堂に戻ってコーヒーでも飲もう。
午前8:30。
雨も小降りになって来た。
さあ、燕岳頂上アタックだ。
<続く>
燕岳・単独行 ④ [山男への道]
燕山荘は泊まってみたい山小屋の人気BEST1らしい。
最大600名収容の燕山荘はさすがに大きい。
私の部屋は本館、別館を通った奥の新館だった。

本館、別館より広くてきれいだ。後から客が来なければ4人部屋を一人で使えるらしい。 (ラッキー)
食事は18:00から。てっきり山小屋定番のカレーだと思っていたが、なんとハンバーグだ。
ビールはさっき飲んだので、ワインを奮発。味はまあまあ。
食後に燕山荘のオーナー赤沼さんの講演とホルン演奏のイベントが。

<オーナーの講演とホルン演奏は中高年のお客さんに大人気だった>
しかし、1時間半は長いなぁ。疲れた体にワイン。眠くなってしまった・・・
やはり部屋は私一人だった。
することがないので、バー「C」のO川君が貸してくれたスキットルに入れたバーボンをちびちび。
消灯は9時。本を読むわけにも行かないので、仕方なく寝ることにした。
日の出は5時くらいらしいが、この雨ではご来光も仰げまい。
明日の天気予報は雨だ。雨の音が次第に大きくなってきた。
眠れない・・・
私が普段寝る時間は1時か2時だから仕方がないか。
眠れない・・・次第に周りから寝息が聞こえてきた。
眠れない・・・
燕岳・単独行 ③ [山男への道]
再び気合を入れて合戦小屋に向かって登っていく。
途中、60代~70代くらいのオバサン(おばあさん?)たちの団体を抜かしていく。
「あら、やっぱり若い人は早いわねぇ~」
(え、決して若くはないんですけど・・・)

<こんなにUPにしなくても・・・近くの人に撮影を依頼>
合戦小屋まであと7分の表示。もう少しだ。
15:30。合戦小屋に到着。
<霧雨で煙ってる>
ここで登山者は皆、名物のスイカを食べるらしい。
私も早速。
<8分の1サイズで400円だ>
水分補給にはちょうどいい。
休憩は約10分。
燕山荘まであと約1時間だ。
登り始めて間もなく三角点を発見。
<燕岳の二等三角点>
お、これが『点の記』か。 (点の記は剱岳ですね)
ちょっと感動した。
雲が切れ、北アルプスの山並みがチラチラ見え始める。
<一瞬のガスの切れ目から>
ここでもちょっと感動。晴れてたら大感動だろうなぁ。
ゴール間近で最後の急登だ。
16:50。ついに燕山荘(えんざんそう)に到着。
<先着の団体客>
12:10に登り始めたので、コースタイムは4時間40分。まあまあか。
私の到着を祝うかのように雲が消え、燕岳山頂がくっきり現れてくれた。
さあ、お祝いのビールビール!
<続く>




























